妹(長女)
ども。
突然ですが我が家は年功序列ではなく実力主義が勢力をふるっています。
頂点に立つのは我が家で財務大臣の異名を持つ母。僕は心の中で「エンペラー」だと思っています。
というのも5年返済のローンを家族に負担をかける事なく3年で返済する能力を見せつけられそれ以来父は頭が上がらず僕も凄いと思っております。
つい最近も金(きん)の投資で儲けて家族三人で温泉旅行へ行ったとか。ぱねぇ。
まぁ、母は温厚なので大丈夫なのですが
我が家には軍事顧問といいましょうか。鬼軍曹も震えながらしょんべん漏らす程怖い将軍がいるのです。
それは大学生の妹(長女)です。
なかなか凶暴で僕が6歳の頃妹に泣かされた経験もある程です。
というか喧嘩ではほぼ負けてしまいます。
おかげで記憶が正しければもう13年前からお兄ちゃんと呼ばず「おい」「お前」などで呼ばれる始末。
そして僕を嫌っており昔寝言で「お兄ちゃん。死んで」と言われた事があります。
取っ組み合いの喧嘩になれば力も中々強く華奢な体からは想像のつかない打撃が現れます。
最近は無視や軽蔑をしてきます。
非常に凶暴な性格を持つ妹だが、悔しい事に顔は母に似てホントに良く整っていて過去に告白した男性が何人かいるのだとか。
しかし、告白した男子はもれなく数日は不登校になったという噂を聞いた事があります。
一体何を言って断ったのか気になる。
そんな妹だが昨日体調を悪くして家で寝込んでしまった。
最初は「日頃の行いが悪いからこうなるんだよ」と思ったが今頼れる人は僕しかおらず心配になり病院に連れていった。
まぁ、結果はただの風邪で何ともなかったのだがそんな妹から数年ぶりに心のこもった「ありがとう」を言われなんだかほっこりしています。
車で友達との待ち合わせ場所まで送迎しても、コーヒーが好きなので僕が美味しいコーヒー豆を買ってあげても何も言わない妹ですがなんだか新鮮でした。
安心してつい出来心で
「ブバッ」
と自分でもなかなか「男らしい」と思う程の野太い音の屁をしたら
「死んで」と言われました。
しかし、「いつもの妹だ」と何故か安心してしまいました。
それだけです。
今度は末っ子の妹のエピソードでも語ろうかと思います。
べ...別にネタ切れとかじゃないんだからね!
ではまた!