正しい対応。正しい選択。
どうも。
最近少し涼しくなりますます過ごしやすい季節となって来ましたね。
でも夜は肌寒いので風邪等の病気にはお気をつけ下さい。
さて、授業でビジネス用語を学んでいるのですが難しいですよね。
尊敬語とか謙譲語とか正直上手く使い分ける自信がありません。
取引先や上司など上手い事使い分けて対応しないといけないのに...
頑張らねば。
そんな新たな悩みを抱えてしまった私は洗濯物を干しに屋上へ行きました。
屋上で洗濯物を干すって気持ちいいんですよね。妙に開放感を感じるし何故かすっきりします。
と思ったら床に真っ赤な女性のパンツが落ちていた。
僕は考えました。
どうしてこんな派手な下着が落ちている事に気づかずここへ置いて行ってしまったのだと。
この屋上は床は白色。赤色なんてあったら目立つ。考えてみてください。白紙の上に鼻血を垂らしたら強烈でしょう?
僕も強烈だと鼻血を出しながら思いました。
それはそれとして何故気づかないのか。こんなあからさまに置いてあるというのに。
まさか、これを拾おうとした瞬間を取り押さえる罠なのか...?
僕をパンツ泥棒の濡れ衣を着せようというのか...しかし一体何の恨みがあって。
それに周りに人の気配はない。おそらく違うだろう。では一体...
それとも本当に落としてしまったのか?だとしたら持ち主は相当ドジっ娘で今頃このパンツを必死になって探しているかも知れない。
はわわ!?と焦りながら探しているに違いない。
そして彼女はこのパンツを勝負パンツとして購入したに違いない。
あんな真っ赤なパンツを普段着用していると言われたら興奮...いや正直驚く。
別に何色のパンツをはこうがそれは本人の自由だが個人的にはちょっと興奮驚く。
もしこれを必死に探しているのなら私はその人の為にこのパンツを届け出なければならない。
財布が道に落ちていたら交番に送り届ける人がほとんどであろう。
ならパンツも同様送り届けなければ。この建物の部屋を一個一個調べて持ち主を捜さなくては。
しかし、冷静に考えてみろ。男がこんな下着を持ってうろつくとかただの変態だ。もう言い訳できないレベルの変態だ。
だけど持ち主は困ってるかも知れない...
心の中で悔しさが込み上げる。こんなときに正しい選択、正しい対応が出来ないなんて。
どうすればいいか悩んでいたら突然屋上へ続く階段のドアが開いた。ひょろっとした男が一人きた。
その男は表情を一切変えずに真っ赤なパンツを拾って去って行った。
とりあえずもう屋上で洗濯物を干すのは止めよう。うん。
ではまた。