コスプレ!?
どうも。
学校ではそろそろ文化祭なるものが始まるらしく、カップル達は「楽しみだねぇ〜」なんて声を良く聞きます。
当日大雨でも降りゃいいんだと思ったのですが、フランス語学科やロシア語学科の出す出店はとにかく上手い飯を出すので「んじゃ俺が飯食った後に降れ」と願っています。
さて、心の汚い部分が見えて来たところで本題に。
今日、大学の授業は11時に終わりその後の予定もないので家へ帰ってプレゼンの準備でもしようと思ったら後輩二人に呼び止められました。
5月に共通の知り合いに紹介され校内で出会うと挨拶をしてくれる元気のある後輩です。
今回呼び止められたのは理由があって「今度の文化祭派手に盛り上げたいんです!協力してください!」という内容でした。
具体的には出店で出す料理のアイデアと他に盛り上がるアイデアを出して欲しいと言われてしまいました。
正直お祭りはもう何年も行ってないし特にパッと思い浮かぶアイデアもない...
なのに誰から聞いたのか知らないが僕の事を「お祭りマスター」かなにかと思っているらしく話している内容をメモ帳で必死にメモを取っている。
こうなるともう出来るだけ協力してあげないと可哀想だし文化祭を盛り上げようという純粋な心が感じられた。一旦学部室でのんびりしつつアイデアを考える事にしました。
まず出店の料理のメニューの提案を要求されたので「お好み焼き」「焼きそば」「焼き鳥」など材料は韓国でも入手可能な料理を提案しました。
たこ焼きとか出せたらいいのですが予算が少ないらしくたこ焼きを焼く専用の機材が買えないとの事。う〜ん残念。
その他何かアイデアを出せと言われ悩む。
僕「んじゃ、コスプレして売ったらどう?」
後輩達「それいただきます!」
何処に魅力を感じたのかわからないが決まってしまった。
しかもこんなの誰でも10分くらい会議でもすれば簡単に出そうなアイデアなのに...
なのに後輩は「やっぱ先輩は祭りに詳しいですね!僕たち素人にでも出来そうな面白いアイデアを出してくれるので助かりました!さすがです!」ともはや褒め殺しじゃないか?と思う程賞賛を送ってくる。
もうなんか全身から変な汗でちゃって早く帰りたい...
こうして「お祭りマスター」の名をものにした僕はもしかしたら僕は取り返しのつかない事をしたのではないかと感じてしまいました。
というのもコスプレってやはり抵抗があるものです。
しかも予算がそこまでないのに衣装を買わせてしまうかもしれないと思ったのですが後輩が突然近くのロッカーを開けたらそこにはベタですがメイド服が。
後輩「コスプレするならこれを使いましょう先輩!」
なに?俺に着れってか。
こういう事になるんですよ。
この人は楽しんで着ているそうだが俺は楽しめないぞ。出店ぶっ壊すぞ。
とりあえずコスプレしてもいいという人を集めろとアドバイスしました。
なんだかんだありながら僕のアイデアを文化祭で使う事がほぼ決定しこれから文化祭が開かれる日まで手伝う事にしました。
とりあえず、少しでも手助けできるよう努力しようと思います。
ここだけの話、ミニスカポリスのコスプレをした女の子がビラを配る作戦とかどうよ?と一人で妄想していました。
「お店に来ないと逮捕しちゃうぞ〜」と甘い声で男達を魅了してですね...
完全にいかがわしい店ですね。
次はどう呼び込むか真面目に考えようと思います。
ではまた!