ヨーグルト?いいえ、ケフィアです。
どうも。
成績Fを貰えそうな気しかしないノーネームです。
と、いうのもオクサーナとその他僕の数少ない友人と一緒に勉強会をしました。
僕から提案して学校の会議室を借りてお互い得意科目を教え合い支え合うまじめな雰囲気でやっていましたが、2時間後くらいには僕とオクサーナを中心に趣味の話が盛り上がり結局そこまで勉強はできませんでした。
最後はいつも持ち歩いているカメラで撮影会が行われるという始末でした。でも楽しかったです。こんな風にいつまでも楽しく過ごせたらなと思いました。
そしてもう一ついい事がありました。
オクサーナの手作り弁当を食べる事が出来ました!
会議室では飲食OKなので1時くらいに僕とオクサーナで弁当を食べたのですが、オクサーナが特別にロシア料理を作って来てくれました。しかも友人2人は外で外食なので僕とオクサーナ二人っきりでした。
オクサーナが持って来た保温ポットにはボルシチが入っており、その他パックにはピロシキとデザートのブリヌイが入っていてそれを食べさせてもらいました。
恥ずかしながらボルシチにはサワークリームをかけて食べる事を初めて知りました。それから材料や作り方は各家庭に違いがあり、味も各家庭ごとに違うがサワークリームをかけて食べるのはどこの家庭でも共通しているそうです。
ちなみにボルシチの正しい発音は「ボルゥシィー」で「ルゥ」のところは巻き舌で発音するのがポイントだそうです。
次にピロシキですが、最初は揚げパンだと思ってたのですが実際は揚げたものは少数で少なくともオクサーナ家ではオーブンで焼くそうです。中身はソーセージと野菜が入っていて凄く美味しかったです。
本来はここにキノコも入れるそうですが、僕がキノコが苦手なのを知っててあえて入れてこなかったそうです。凄く嬉しかったです。
ピロシキの中身もまた各家庭により違っていて「友人の家でこれをごちそうになる時はわくわくしちゃうの」とオクサーナは目を輝かせて言っていました。
僕はあなたのそんな純粋な心が輝いてて眩しかったです。
最後のブリヌイですがこれはクレープのようなデザートですがヨーグルトのような酸味があり、しかしあとから優しい甘みがあってなんとも爽やかな後味を感じました。
これは例えるなら初めて好きな女の子とデートをした中学二年の夏ですね。
ちなみにこのブリヌイは出産したあとの母に食べさせる料理だったり葬式の供応に出したりと昔からある伝統料理だそうです。また、形が丸かったら円満な家庭とかなんとか言っていましたが、ブリヌイが美味しくてあまりよく聞いていませんでした。ごめんなさい。
あと酸味の正体は昔流行ったケフィアだそうです。(ロシア語ではケフィールと言うらしい)
いやぁ、素晴らしかった。
まさかロシア料理をこんなに食べれるなんて思いませんでしたから。
ちなみに僕は作って来たおにぎり(シャケと梅干し)をそれぞれ一つずつあげました。
梅干しを食べた時の顔が凄く可愛かったです。あ、決して狙った訳ではありません。たまたまその日は具材が梅干しだったのです。
結果、今回の勉強会では試験とはまったく関係ないロシアの料理を學ぶ事が出来ました。
一応ロシアや東欧などの旧社会主義圏の国には興味があるし、旅行などしてみたいと思っていたのでいい勉強になりました。
...とりあえず今から徹夜して勉強を頑張ろうと思います。
ではまた!